Breeders’ Cup World Thoroughbred Championships

  • G1Breeders' Cup Distaff

Tamweel逃げ、1枠好スタートAshadoその後ろにつけ直線も楽に抜け出して危なげなし、Todd Pletcher師は初G1勝ち。来年も現役の予定、チャンピオン3歳牝馬はこれで決定的。去年のBCで俺がひっかけた馬、今年も頼んだ自信の単勝、当ててる馬ってよく見るから相性よく感じるのかなあ。まあ去年エイコーンでBCを思い出して無理やりStorm Flag Flyingいってやられてるけど
そのStorm Flag Flyingはスタートは普通だがついていけず後方、終始内を進むがAshadoが抜けてきた道を追走するだけでどうにか2着まで、もうちょっと前に行けてればと
Stellar Jayne外枠から出も悪く最後方、おもいきって3角手前からの大外捲りが吉と出て最後はバテるが3着確保、あの状況ではよくがんばった方かと
Tamweel逃げ粘り4着、まあ馬場と流れか。Island Fashionは1角外まわされたのだけであとは力どおりの5着か。Nebraska Tornadoまあ今期の成績じゃ、Society Selectionさっぱりピーク過ぎかな

ばらっとしたスタート、しかし出が遅いのは外の馬ばかり
普通に出たSweet Catomineは中団、3角で前が詰まる不利も気にせず直線抜け出してからは離すだけ強し。前走は確かに強かったが、正直2走前の印象から馬鹿にしてました、いやいやレース毎に良くなってくるじゃない脱帽。最近のここ勝ち馬は強いんだけど順調に行かないから順調に行ってくれれば
Ballettoいい位置につけていい競馬も勝ち馬にはかなわずsecond bestだな。BC全部を通してみればJerry Baileyの今日は勝ち運なしということか。この馬はドバイ行きなんすかね?
Culinaryこんなもんかあ*1、Sense of Style出遅れ後方まったく、言われてたようにピーク過ぎか、調教師的にいやーな感じはしたが*2

  • G1Breeders' Cup Mile

Soaring Free好スタート逃げペースはやや遅かった。4番手からすんなり直線先頭のSingletaryが粘りこみ。うまく立ち回れたのが一番だろう、実力的に抜けてるわけではなさそう
Antonius Pius後方待機から上手く内を抜け出して勝ち馬に迫るが行儀が悪いとこを見せよれ届かず2着。気性的に難しい、仏で埒にあたって勝ち逃がしとか実力はあるのだがねえ。まあキャラ的には面白くてよし、来年も現役かは未定だがまっすぐ走るようになるのをみたいが
Six Perfectionsは4角完全に前が壁、最後は大外追い込むも時既に遅く3着。勢いを殺されず上手く外に出せてれば差し切りもあったか、その辺は今日のJerry Baileyの運か

  • G1Breeders' Cup Sprint

スタートはまずまずだが二の足で先行集団に入ったSpeightstownが直線もバテずに快勝。21.23-43.47-55.56をついていってばてないのだから今日のこの馬は強かった、先団にいた馬は沈んでいるし。Todd Pletcher師2勝目。Pico Central出てればスプリントチャンピオン争いがもうちょっとわかりやすいのだが、現時点ではSpeightstown不利だろう
Kela展開はよかったが差し届かず2着、またJerry Bailey

  • G1Breeders' Cup Filly & Mare Turf

Yesterdayド出遅れ。Moscow Burningの逃げだがペースはかなり遅い。本命Ouija Boardはすんなりと先団を見て内追走、直線に向いたところで外に出すとあとは前を捕らえるだけで快勝。力が抜けてる自信の騎乗で実力どおりと。Ouija Boardはいつも話題の芝牝馬チャンピオンにはなるんでしょうかね?さて来年も現役だろうがこれが保てるかだな
2着Film Makerは2番手追走でペースの遅さに助けられた、4着逃げ粘りMoscow Burningも。3着Wonder Againは内をついて上手く来たがペースが遅すぎて届かず

やっぱりゲート遅いスペンサーScandinavia。Twice Unbridledが行ってWilko、Sun King、Consolidatorがついていったペースは早くない。3角あたりでTwice Unbridledの先導が終了、Wilkoややおかれ、Sun KingとConsolidator外捲ってきたAfleet Alexが直線で並びこの3頭かというとこだったが一旦はなされたWilkoが外しぶとく伸びてきて差しきり勝ち。Wilko陣営も勝てるとは考えていなかった驚きの勝ち。前走後にJ. Paul Reddam氏が75パーセント購買してカリフォルニアのCraig Dollase師のところに行く前の最後のJeremy Noseda師での出走だった。なにやら米国入国段階で厩務員が入国拒否食らったりもしてたようだがよかったねえ。ロイヤルロッジは不利もあってあれだけどシャンペンといい切れる脚がないような感じのレースだったが、逆にダートにいって切れないけど図太いのがよかったか父もAwesome Againだしね。ということでCraig Dollase師の元でケンタッキーダービーを目指す
2着Afleet Alex、3着Sun King、4着Consolidatorはペース遅くて早く仕掛けたが、早すぎたかな、距離不安もありそうで来年のバラ路線はなさそうな気がしますが
人気Roman Rulerは後方から伸び切れず、この結果から見るに今まで弱すぎる相手とやってたということになるのでしょうかね

  • G1Breeders' Cup Turf

Powerscourtド出遅れ、スタート練習して来いスペンサー。予定通りのStar Over the Bayの逃げ、やや離してるがペースはやや遅い方。向こう場面3角手前出遅れ挽回してそこそこの位置につけたPowerscourt我慢せずに一気に先頭へ躍り出る。3番手にいたKitten's Joyもこれを見て動こうとするが先に動かれて差は詰まらず。Powerscourt先頭、直後Kitten's Joyその外にMagistrettiという体制から外にBetter Talk Nowが一歩待ってから捲ってきて被せる。そこでBetter Talk NowはMagistretti、Kitten's Joyに不利を与えるも抜け出してそのまま追撃を抑えての勝ち。Kitten's Joyどうにかトラブルを脱するも既に遅く届かず2着、バテて4着のMagistrettiとともに審議となるが着順は動かず。
Better Talk Nowは漁夫の利だが巧い騎乗というか一瞬の判断勝ち、まあそこまで来れるくらい馬の実力あるし、調子もよかったということだが
Kitten's Joyは不運ではあるがPowerscourtに行かれた後についていけなかったところがまだまだというところか。まあ力はあるよ
Powerscourtはまずスタートでしょう、早め先頭で抜かれるのは欧州の負け方と同じパターンだな力は出してるね。アーリントン降着が痛いねえ

  • G1Breeders' Cup Classic

スタートよく内枠もあってGhostzapper先頭、2番手Roses in Mayで体制が決定して意外とペースはあがらず、後半にはペースが上がるがその2頭が勢い衰えず行った行ったの1,2着。後半もまとめたGhostzapper強いというかスピードよく持続するはなあ、安定したコンガリーという感じか?BCクラシックレコードタイム、2年連続2着に敗れてたBobby Frankel師はやっとの勝利
Roses in Mayペースもよかったけどこれが実力、相手悪かったな。Pleasantly Perfectは後ろからでは難しいペースだったがよく来てる、去年のBCのようにガツガツやりあってくれてればよかったんだがしょうがないねえ、これも実力。さて日本行きはどうしますか、勝てなくて不完全燃焼だから来易くはなった気がしますけど
Azeri3番手からそこそこ粘っての5着。レース前はBobby Frankel師などには酷い言われようだったけどがんばった。Frankel師の言ったように勝ち負けにはならなかったのは事実だけど。アーリントンが鮮やかだったから2年前だったらどうだったのかといつも思うな。しかし難しいな古牝馬チャンピオンはクラシック5着をとるかベルモント勝ちまくりをとるか
その他の前行ったのでばてたのや後ろからいってさっぱりなのは力が足りないってことだね、勿論他のコースやペースとか次第では浮上できた可能性がなかったわけではないだろうが。パーソナルラッシュはまずまずじゃないか、タイキブリザードよりやれないと思ってたけど。古馬の経験も大事だけど若い馬の方が型にはまってなくていいケースもあるかなと
しかしなあ、ペース速くなるだろうとの読みでPleasantly Perfectにいったんだけどなあ、予定外だったなあ。GhostzapperRoses in MayがやりあうしAzeriも出てきてこれなら去年の再現かということだったんだけど。俺クラシックここ4年2,2,2,3着の単だったりする、やはり秤にのらない重りがあるのか

*1:買ったということです

*2:もちろん買いましたさ