win for Japan

ヴィクトワールピサがやった。
最初のコーナーまではトランセンドがそれなりに行かせた事もあって前哨戦のマクトゥームCR3よりはペースは流れたがバックストレッチでスムーズにペースを落として本当にスローな流れにした。
この時点で前にいる馬しか用はなくなっていたのだけど、デムーロは最後方になってしまったヴィクトワールピサをここから先頭にまで持っていって勝負に行った。ペースが落ちたタイミングとこの上がって行ったタイミングとが絶妙であった、コーナーまでに前に出たので距離ロスもせずコーナー入ってある程度スピードも落ちたので本当に作戦は巧く嵌った。有馬記念中山記念を足したようなレースをここにきて見せたのではないかと。
ブエナビスタの位置では内でも奇跡的に空いてくれない限り届くレースではなかった。後ろから外にも出せずにいた割には酷いレースはしていない、悲観することもない競馬なんてこういうもので勝つ馬に流れは来るものだと。


ヴィクトワールピサにとっても日本(競馬)にとっても、ここからがスタートだ。